2018/12/27
誰かの悲しみや憂鬱を想像してみても、その実像に触れることはできない。わたしがかんがえるものは想像にすぎない。
つらかっただろうな、哀しかっただろうなとおもうけれども、きっとその人が感じた憂鬱はそれ以上に大きく、重たくのしかかるものだろう。
偽りのような言葉に聞こえるかも知れないけど、肩代わりしたいとおもう。一回だけでも、その苦しみを教えてほしい。その哀しみについて知りたいし触れたい。
気の利いた言葉をかけられるわけではないだろうけど、多分頭を抱えたくなるような、大きな哀しみなのだろうけど、それを知らないことが、わたしは悲しい。共感できないことが、ありきたりな励まししかできないことが悲しい。
だから、知っていたいとおもう。
そういう哀しみを抱えたひとに、わたしができることはなんだろう、
気休めにしかならなくても、こころが軽くなるならそれでいい。
少しでもこころをすり減らすことが少なくなったら、そうおもうのだけど。できることは少ない。