2018/12/22
とても感傷的な日記を書いていたな。
自分の負の感情も認めていきたい。
代わりに自分の保っていたいもの、失わずにいたいものもはっきりと、胸に携えておくべきだと思う。そうでないと、自分が崩れてしまう。
じぶんを認める、じぶんを保つということが今回は少ししんどい。いつでもしんどいものだけど。
ここ1年でいちばん部屋が荒れているし、洗濯は追いついていないし、食事も買ったもので済ませている。
朝も起きれなくなって、今朝なんて家を出なければいけない時間の25分前に起きて、シャワーを浴びた。
それでも身体を洗うという行為の端々を省略したくなくて、時間がないのにすべての工程を踏んだし、(これまでは省略してきたこともある)あがってからの手入れもいつも通り入念にやった。
それで自分のいま乱れているものの軌道を、少なからずただせる気がした。
きょう、新しい詩に出会った。
高橋忠治というひとのこと、全く知らなかったけど、この 赤いわらぞうり という祖母をうたった詩がものすごく響いた。
祖母とぼくのわらぞうりを編む様が目に浮かぶし、表現がおもしろい。
雪のもかもか降るなかを、
しなしなとした藁ぞうりの、
ほかほかと、
じんとして、こころの中で泣いた。
声に出して読んでみたい。
泣いてしまうかもしれない。
こころの解き放たれる瞬間が必要だなとおもう。